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2019年2月27日

小学校でのいじめ問題の対応について(事務局R)


息子が去年の春から小学校に通っていますが、支援学級に在籍していることもあり、連絡帳には先生が詳しく日々の授業の様子やエピソードを書いてくれます。
時々、「お友達に嫌なことをしたことについてクラスで話し合いました」とか「いじめについてみんなと話し合いしました」と書かれています。
鬼ごっこに入れてもらえなかった事など、小さないじめの芽も見過ごすことなくちゃんと対応することによっていじめ防止に取り組んでいます。
いじめの相談窓口などのチラシもよく持って帰ってきています。
   

息子は、1年生の1学期にお友達に後ろから押されてケガをしたり、無視してやると大声で叫ばれたり、持ち物に油性のマジックで落書きをされたりしたので、夫婦で学校の担任の先生や支援学級の先生に相談に行ったところ、即刻いじめをしていた子に聴き取りをしてくれました。
そしてその子が嘘をついていることが分り、いじめをした子に本気で叱っている先生たちの姿を見て、とても尊敬しました。
いじめをした子は泣きながら息子と私たち夫婦に謝ってくれました。
この時もその日にクラスのみんなで話し合いをしたところ、実は他の子も嫌なことをされていたことが分りました。
それ以降、息子は学校でいじめられることがなくなりました。
学校の日頃のいじめ防止の取り組みやいじめが起こった時の対応を見て、親としては安心して息子を学校に通わせることができています。
   

しかし世の中ではいじめの悲しいニュースは無くならいし、ママ友からも子どものいじめ問題の相談をよく受けます。
けんかと違っていじめの問題は、当事者の子どもだけに任しても解決しないし、大人が介入しないといけませんが、親同士だと感情的になってかえってこじれることもあります。
やはり学校と親が連携して、子どもたちが楽しく安全に過ごせる環境を作ることが大切だと思います。
でも学校によってもいじめの対応がかなり違うようなので、もし学校や教育委員会など第3者機関が相談に乗ってくれなかったり、なかなか動いてくれなかったりしたときは、ぜひ弁護士に相談してほしいです。
弁護士が入ることによって、学校や相手の親と落ち着いて話し合いができて、よい方向へ進むことができると思います。

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