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2013年6月11日

双子の保活


就活や婚活とかありますが、私は保活(子どもを保育園に入れるための活動)に奮闘しました。妊娠する前に、自分が育児するようになるころには大阪市の待機児童問題もきっと解消されているだろうと思っていましたが、さらに激戦になっていました。

 

途中入所の申込みもしているし、来春の一斉入所の申込みもしているし、共働きで双子だから第3希望のどこかの保育園には入れるだろうと高をくくっていました。ところが申込み状況を見てみると、第1希望の保育園は4人しか募集枠がないのに、申込みは23人。全体でも約260人募集のところに約480人の申込み。半分は認可保育園に入れない計算に・・・。役所の方からも「いま(11月)から無認可保育園もあたっていたほうがいいですよ。認可保育園に入れなかった場合、それから探していたら遅いです」と言われ、そこから必死に保活をすることになりました。

 

申込書に第6希望まで書けるので、子育マップに自宅を書き込み、自宅から近い順に6箇所の認可保育園の見学に出かけました。一番遠い保育園で歩いて25分もかかったので、寒い冬の中、重たい双子のベビーカーを押しながら、「5年間この距離を毎日通うことになるかも」と思うと悲しくなりました。さらに電車に乗って職場の近くの保育園も見学しましたが、通勤ラッシュ時に1歳半の双子を電車に乗せるのは至難の技です。また、無認可保育園も調べたり見学したりしましたが、保育料の高さに愕然としました。

 

インターネットで双子のワーキングマザーの方が認可保育園に入所するまでをレポしてくれていたので、それを参考に嘆願書を書きました。夫婦だけで子育てしないといけない状況や経済的に無認可保育園は厳しい状況、二人分の荷物をもって双子を通園する大変さなどを書き綴りました。意気込んで役所に嘆願書を持っていきましたが、「みなさん嘆願書をつけていますから」とバッサリ。ショックを受けましたが、やれることはやったのでこれで入れなかったら、仕方がないと思うことにしました。

 

年が明け2月になりやっと通知が届きました。無事に二人とも徒歩12分の保育園に入所できることになり、これでやっと職場復帰や保育園の入園の準備ができて前に進むことができると思うと凄くうれしかったです。今でも保活をしたらから入所できたかどうかは分からないです。子どもと一緒に過ごせる大切な育児休業期間を保活で潰され不安な日々を過ごすのは、本当につらいです。早く待機児童問題が解消されて、保活をしなくていい世の中になってほしいです。

冬の保活

(事務局R)

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