■ ご存知のように新型コロナウイルスによる未曾有の危機が訪れています。
私たちの業界も,2020年4月現在,裁判所は事実上閉鎖され,様々な会議なども中止されています。
しかし,このような中でも,あるいはこのような状況だからこそ,様々なご相談があります。
■ 他方で,弁護士に依頼する以上,事務所まで行って直接面談する必要があるが,感染も怖くてためらわれるという方も多いのではないでしょうか。
もちろん私たち弁護士や事務職員も,所内から感染者が出れば,たちまち閉所してしまわなければいけませんから,そうならないよう細心の注意はしています。
ただ,面談する以上,どうしても感染の危険があることは否定できません。
■ そこで,もちろんこのような緊急事態における例外的な取り扱いですが,とりあえず電話やメールで相談内容をお聞きし,急ぐ場合には,面談前に郵便などで書類のやりとりをして,依頼をお受けすることもありえます。
■ 実際,新型コロナウイルスによる失業のため,それまでの支払いができなくなったことから,破産の申立をしたいということで,すでにご依頼を受けて現在準備中の方もおられます。 この方とは,電話やメールを多用し,かなりのところまで準備が出来ています。
もちろん,一段落ついた時点で,一度は面談していただき,再度確認する予定ですが,とりあえず受任通知を発送することにより,債権者からの請求を止めることで,たとえ僅かでも今後の生活を考えるゆとりが出来るのではないでしょうか。
■ このような事態ですので,事案に即して,できる限り柔軟な相談方法に応じたいと考えています。お気軽にお電話ください。